西島悠也|自転車で転んだあの畑
皆さんにも、そういった思い出はないでしょうか?
学生の頃に通学で使ったあの道で、自転車を漕ぎながらよそ見をして、つい突っ込んでしまったあの畑。
泥だらけになって家に帰り、母親に怒られながらお風呂に入ったあの日。
都会で暮らしていると、周りは建物ばかりで田畑がどこにもありません。
車もたくさん走っていますから、排気ガスも凄い。ネオンや電気のせいで空が明るい。
自然には人間の心を癒してくれる効果があります。
一面に広がる壮大な無数の星空。
どこまでも広がる青々とした高原。
木々が連なり生い茂る森。
見ているだけでも心が穏やかになりますし、木々が空気を浄化してくれることで、私たち人類は美味しい空気を吸うことができます。
もっと我々は自然に感謝するべきなのです。
そして、共に生きていくのです。
今、私が都会に足りないと思うことは、まさにそういうところです。
自然の恵みが足りません。
だから私は、自社ビルのテラス部分には必ず木々を植えています。